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今回は事業者持続化補助金の実績報告書について解説します!
事業者持続化補助金とは
事業再構築補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響や、それ以外の外的要因によって、事業の収益性が低下している中小企業・小規模事業者の事業再構築を支援する補助金制度です。
事業再構築補助金の申請には、事業計画書の提出が必要です。
事業計画書には、事業再構築の具体的な内容や、その効果が記載されます。
事業計画書が採択されると、補助金の交付を受けることができます。
事業再構築補助金の交付を受けた事業者は、補助事業の完了後、実績報告書を提出する必要があります。
実績報告書には、事業計画書で計画した内容を実際に実施したかどうか、その効果はどのようにだったのかなどが記載されます。
実績報告書は、補助金の交付を受けた事業者が、補助事業を適切に実施したことを証明する重要な書類です。そのため、実績報告書は正確かつ詳細に作成する必要があります。
事業再構築補助金の実績報告書作成のポイント
- 事業再構築の目的と効果を明確にする
事業再構築の目的と効果を明確にすることで、補助事業の適切性がよりわかりやすくなります。
また、事業計画書で計画した内容と、実際に実施した内容の違いがあれば、その理由を説明することで、補助事業の適切性を説明しやすくなります。
- 事業再構築の効果をデータや資料で裏付ける
事業再構築の効果をデータや資料で裏付けることで、説得力のある実績報告書になります。
具体的には、売上・利益・生産性などの数値データや、アンケート調査の結果などを活用するとよいでしょう。
- 補助事業の完了状況を証明する書類を添付する
補助事業の完了状況を証明する書類を添付することで、補助事業が適切に実施されたことを証明できます。
具体的には、設備導入の契約書や、サービスの提供開始日を記載した資料などを添付するとよいでしょう。
- 実績報告書の提出期限を守る
実績報告書の提出期限は、補助事業の完了日から起算して30日以内です。
提出期限内に実績報告書を提出しなかった場合、交付決定取消となる可能性があります。
- 実績報告書は正確かつ詳細に作成する
実績報告書は、補助金の交付を受けた事業者が、補助事業を適切に実施したことを証明する重要な書類です。
そのため、実績報告書は正確かつ詳細に作成する必要があります。
- 実績報告書は提出前に必ず確認する
実績報告書は提出前に必ず確認し、誤字脱字や表記の不備がないようにしましょう。
また、補助事業の実施状況や効果が正確に記載されているかを確認することも大切です。
実績報告書の構成
事業再構築の概要
事業再構築の目的や、その内容を具体的に説明します。
また、事業計画書で計画した内容と、実際に実施した内容の違いがあれば、その理由を説明します。
事業再構築の実施状況
事業再構築を実施するために行った具体的な取り組みについて説明します。
また、取り組みの実施状況や、その効果を示すデータや資料を添付します。
事業再構築の効果
事業再構築によってどのような効果があったのかを説明します。
効果を示すデータや資料を添付すると、より説得力のある実績報告書になります。
補助事業の完了状況
補助事業が完了したかどうかを説明します。
また、補助事業の完了を証明する書類を添付します。
実績報告書作成のポイント
実績報告書を作成する際には、以下の点に注意しましょう。
- 事業計画書の内容と実績報告書の内容を一致させる
- データや資料を活用して、効果を具体的に示す
- 誤字脱字や表記の不備がないようにする
実績報告書の提出方法
実績報告書は、Jグランツの電子申請システムから提出します。
Jグランツのアカウントを作成して、ログイン後、実績報告書の提出画面から申請を行います。
まとめ
事業再構築補助金の実績報告書は、補助事業の適切性を証明する重要な書類です。
実績報告書の作成にあたっては、上記のポイントを参考に、しっかりと準備を進めましょう。