制度全般に言えること

コラムをご覧いただきありがとうございます。

 今回の記事では公的資金である「補助金」や「助成金」の制度全般に言えることをまとめていきたいと思います。

◆補助金と助成金の違い

 補助金と助成金には、概ね以下の違いがあります。

 補助金も助成金も国や地方公共団体、民間団体から支出されるもので、原則として返済不要である点に関しては同じです。
大きな違いとしては補助金は明確な目的のために予算が決まっているので、募集期間内での申請が必要となり、申請内容の審査があります。
一方で、助成金は一定の要件を満たしたうえで申請を行えば、基本的に給付を受けることができます。

◆補助金受給までの流れ

 補助金や助成金等の公的資金を受給するまでには

①GbizIDの作成→②計画書の作成→③申請→④審査→⑤採択→⑥事業実施→⑦実績報告→⑧補助金交付

※申請の流れの詳細ついては過去の記事をご覧ください

◆補助金・助成金を申請する上での注意点

補助金や助成金を申請する上での注意点について説明していきます。

1:申請時の確認
 申請時の必要書類は厳密に定められており、申請書類の不備により、申込が受理されないケースがあります。内容は立派でも、審査対象とならないこともあり得るので、申請時には、細心の注意が必要です。

2:補助金は後払い
 補助金・助成金は原則、事業実施後の入金であるため、事業に費やした経費を一旦は自社で支払う必要があります。事前に経費を支払う事が難しいのであれば、金融機関によっては、公的資金の入金までのつなぎ資金の貸し付けに対応している場合もあるので、一度お取引先金融機関に相談してみるのも良いかもしれません。

◆楽に効率よく資金調達するためには

 経営者様の中には、忙しい合間を縫って、補助金や助成金の申請に時間を割くことがなかなか難しいかという方もいらっしゃるかと思います。計画書の作成や準備物の精査、申請のフォロー等、申請完了までの流れの中で、経営者ではなくても出来ることはたくさんあります。無理にご自身でやらなくても、頼れることは別の機関に任せてしまってもいいのです。

弊社では以下のようなサービス展開をしており、お忙しい経営者様のサポートが可能です。

◆最後に
 今回は「補助金」や「助成金」の制度全般に言えることをまとめています。
補助くるでは、定期的に「補助金」や「助成金」等の公的資金の情報を中心に、経営において役立つ情報をお届けしていきますので、是非ともチェックしてみてください。