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事業再構築補助金の申請において、重要なのが事業計画書。
数ある補助金の中でも、膨大なボリュームを事業計画書に求められるのが
「事業再構築補助金」です。
「事業計画書ってどう書けばいいの?」
という悩みを抱えられている方も多いことでしょう。
今回は事業再構築補助金の事業計画書の枚数について解説していきます。
◆枚数についての注意点
事業再構築補助金の公募要領では、事業計画書は、A4サイズで計15枚以内(補助金額1,500万円以下の場合は計10枚以内)という文言が記載されています。
さらに次のような注意書きがあり、併せて認識しておく必要があります。
※会社名を事業計画書の1ページ目に必ず記載し、各ページにページ数を記載
※図表はA4サイズで内容が読み取れるサイズでの貼り付け
◆事業計画書を上手くまとめるポイント
事業再構築補助金の事業計画書は
15枚以内(補助金額1,500万円以下の場合は計10枚以内)
でまとめなければなりません。
そのため、上手くまとめられないと、すぐに指定枚数をオーバーしてしまいます。
事業計画書を上手くまとめるポイントとして、大きく3点をご紹介していきます。
1⃣ワードを使用
事業計画書を上手くまとめるには、ワードを使うのがオススメです。
パワーポイントを使ってもいいのですが、
その場合、「情報が少なくなりやすい」、「慣れていないと綺麗に作るのが大変」
等の気がかりがあります。
元々経営コンサルティングや経営企画等で資料をよく作成していた方の場合は
綺麗にパワーポイントを作成できる印象ですが。
しかしながら、実際のところ綺麗にパワーポイントを作成し、なおかつ必要な情報を詰め込めるという方はそう多くはない印象をうけます。
実際に事業再構築補助金 採択事例紹介で紹介されている事業計画書もほとんどがワードを使っています。
15枚以内という限られた枚数の中で必要事項を盛り込むには、余程パワーポイントでの資料作成に慣れていない限り、ワードの方が好ましいと言えるでしょう。
2⃣画像を差し込む
画像を挿入することで、一気に資料が見やすくなります。
事業計画をアピールしようと思うと、どうしても文字だけでは分かりにくくなる時ってありますよね?
商品やサービスの説明や、これから導入しようとしている商品やサービスの説明は
文字だけの説明だと、特に分かりにくくなると思います。
重要なポイントで、画像+説明文を入れると、資料がグッと読みやすくなります。
文章だけで作成すると、全体的に見にくくなってしまいます。
適度に画像を入れ、全体的に見やすくするように意識することがポイントです。
3⃣専門用語や難しい言葉は使わない
事業計画書では、専門用語や難しい言葉を使うのは極力避けましょう。
特に専門性が高い仕事をしている方に多い傾向がありますが、
事業再構築補助金の審査員は、総じて業種に関して素人の可能性が高いのです。
専門用語や難しい言葉が多いと、「何をやりたいのか」、「何の事業をしているのか」
が伝わりづらくなり、事業内容や商品・サービスがしっかり伝わらなければ、採択されるのも難しくなるでしょう。
専門性の高い業種の方は、一度、他の業種の方に事業計画書を確認してもらうといいかもしれません。
他業種の方が理解できる内容であれば問題ありませんし、理解できない内容であれば再考の余地があります。
業界内にいると、無意識に専門用語や難しい言葉を使っていることもありますので、
一度第三者に確認してもらうようにしましょう。
◆最後に
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、事業再構築補助金の事業計画書の枚数について解説しました。
事業再構築補助金の事業計画書を準備する方はぜひ参考にしてみてください。
今後も経営に役立つ情報を随時発信していきますので、是非ともチェックしてください。